昭和化学工業の求人ページ

就職先を選ぶうえで絞り込みしたキーワードは、「上場企業であること」、「営業職として働けること」、「メーカーであること」でした。

上場企業であれば、福利厚生や法令順守の体制が整っていて、安心して長く働けるだろうと思ったこと。
営業職として働こうと思ったのは、文系出身の自分には、人と関わりながら価値を届ける役割が向いていると感じていたこと。理系のように技術での勝負ではなく、人との関係構築や広い視野で行動できることを強みにしたいと、考えていました。
メーカーに絞ったのは、地に足をつけて事業展開ができる、自分達の製品をお客様に自信をもって提案したいという思いでした。

入社して15年以上が経ちますが、あの時に決めた3つのポイント、「上場企業」、「営業職」、「メーカー」。そのすべてに今も満足しながら働けています。

入社後は、基礎的な新入社員研修の後、配属前研修として秋田工場で3か月間研修を受けました。メーカーとしての“ものづくりの現場”を肌で学びました。
品質へのこだわりや、お客様からの要望対応などを経験し、のちに東京支店（現、東京オフィス）に配属。以来、営業職としてお客様と向き合っています。

私が担当しているお客様の多くは、当社製品「ろ過助剤」を長年にわたり利用いただいている企業様です。新設備の導入に伴う製品変更の相談や、トラブル対応、見積書・仕様書の作成、新商材の提案など、業務は多岐にわたります。
その中で特に大切にしているのは、お客様と当社工場をつなぐ架け橋になることです。常に物事が円滑に進むよう意識し、何よりも“レスポンスの速さ”を心がけています。

長年営業を続ける中で印象に残っているのは、海外メーカーの製品が海外の情勢不安や為替変動により日本市場に供給困難になった際、「国内メーカー品を使いたい」と当社に大口注文を頂いた仕事です。

記憶に特に残っている案件は、以前からアプローチをしていた誰もが知っている企業様で、供給不安になりそうなタイミングにご連絡を頂けました。海外品とは品質グレードに異なる部分があり、お客様の分離工程の運用を合わせるのは簡単ではありませんでした。分離工程の具合が変化すると、お客様の最終製品の品質に影響がでるからです。当社の技術チームと協力し試験や調整を重ね、最終的にお客様の製品づくりを止めることなく切り替えが完了。その時に「産業を支えている」という実感を持てました。
また、近年は物流確保も営業の重要な課題です。安定供給という品質方針のもと、お客様の生産ラインが止まらないように支えることが、私たちの使命です。

昭和化学工業は、「働きがい」と「働きやすさ」の両方を感じられる会社です。
まず、当社の製品は多くの産業で使われ、最終的には人々の生活を支える製品の一部となっています。自分の仕事が社会の“見えないところ”で役立っている。それが大きな働きがいです。
一方で、働く環境もとても良いです。営業チーム内はもちろん、工場、研究分析センターとも頻繁にコミュニケーションを取り、連携がスムーズ。さらに、営業支援システムやIT機器への投資、営業チームは直行直帰・テレワーク勤務など、効率的に働くための仕組みづくりにも会社全体で取り組んでいます。

文書作成や出荷データ分析に生成AIを活用し、業務効率化を進めています。更に、お客様と向き合う時間をさらに増やすため、AIやデジタルツールを積極的に取り入れていきたいです。
また、新たな産業が生まれるたびに分離工程で使用される“ろ過助剤”のニーズも広がる可能性があります。新たな産業が興るといてば、例えば、植物や廃油由来のジェット燃料（SAF）製造が挙げられます。そうした新分野にいち早く関わり、市場の動きに置いて行かれないよう、情報収集やネットワークづくり、業界PR活動を続けていくのが今後の目標です。

家族との時間を大切にしながら、自分の趣味も満喫しています。
自分の趣味は、ゴルフのラウンドや打ちっぱなし、そして自宅では魚や水草を育てるアクアリウムづくりに夢中です。うっかりリビングに水槽の水を全てこぼしてしまい、大惨事になったこともありますが（笑）。水は家具の下などどこにでも入っていくので、突然年末の大掃除になりました。

家族とは、旅行や外食をよく楽しみます。最近ではグランピングでBBQや焚火を満喫しました。家族が喜び、私はリフレッシュできる時間、これからも大切にしたいです。

余談ですが、家族が好きなレストランが、当社の福利厚生の１つ「リロクラブ」で10％オフになるんです。色々な場面でお得に利用できる施策が導入されているのも、安定した企業ならではの嬉しいポイントです。