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| イニシャル | T.Hさん |
|---|---|
| 入社年 | 2017年入社 |
| 役 割 | 生産管理担当 |
貴重な国産天然資源で、幅広い産業を支える会社だからです。就職活動の中で私が大切にしていたのは、「自分が手掛ける製品にどれだけ魅力を感じられるか」という点でした。
昭和化学工業の説明会に参加し、そこで初めて珪藻土が飲料のろ過や樹脂の充填材など、身近な商品の製造過程で広く使われていることを知り、非常に興味を持ちました。
特に、日本国内で採掘される数少ない天然資源でありながら、多様な産業を支えている点に大きな魅力を感じました。資源が乏しい日本で、国産資源を活かして社会に貢献する。そんな仕事に携わりたいと思い、入社を決めました。
入社後は希望通り、採掘から製造、品質管理まで幅広く関われる環境で働くことができています。自分の関わった製品がさまざまな産業の中で使われていることを実感できるのは、大きなやりがいです。
入社後は秋田工場に配属され、出荷管理・品質管理を経て、生産計画や新技術導入など、徐々に担当の幅を広げてきました。現在では、工場全体の動きを把握しながら、日々の生産を支えています。
昭和化学工業の製品は、天然資源である珪藻土を原料としています。
珪藻土は、珪藻という植物性プランクトンの化石由来の鉱物であり、珪藻の形状や化石化する過程に地圧や地震・火山活動による地形変化の影響を受け、原土の状態では品質に振れがあり、毎回同じ条件では製品をつくれません。
そのため、製造設備の設定を柔軟に調整しながら、安定した品質を実現することが求められます。また、原料担当者や製造担当者との密な連携も欠かせません。
さらに、生産工程で機器の不具合や品質の異常を未然に防ぐため、原料や製品の品質データを分析し問題点を洗い出し、必要に応じて設備改善や新たな管理基準をつくるなど、問題解決力も重要です。大学時代に培った「分析力」が、仕事の基礎になっています。
お客様に納品する製品は、食品や飲料などの最終製品の品質に直接影響します。だからこそ、高品質を維持する責任を常に意識しながら仕事に取り組んでいます。
最も印象に残っているのは、工場の電気系統を一新したプロジェクトです。
長年継ぎ足しで使っていた設備を見直し、チームで一から計画を立て、更新を完遂しました。
このプロジェクトでは、作業効率を高める配置の工夫や、工程の見える化、災害対策など、「ただ更新するだけ」でなく、より良い工場をつくるという視点で取り組みました。
計画から実施までのすべての過程で、メンバーと意見を出し合い、専門知識を学びながら進めた経験は、非常にやりがいがあり、強く印象に残っています。
昭和化学工業の魅力は、風通しの良さです。勤続年数や年齢に関係なく、意見を出し合える環境があります。上司や先輩とも気軽に話ができ、現場の声を大切にしてくれる雰囲気です。
新しく入社される方にも、ぜひ自由に意見を出してもらい、一緒により良い職場をつくっていけたらと思っています。
まずは、現在進めている設備更新工事を無事に完了させることが目標です。設備は導入して終わりではなく、使いこなしてこそ意味があるものです。運用を含め、しっかりと仕組みを整えていきます。
将来的には、自分自身の技術の幅も深さもさらに高め、全社的な技術展開に携わりたいと考えています。昭和化学工業は設備投資にも前向きな会社です。より高効率、高付加価値、省エネな生産を実現できるよう、積極的に挑戦を続けていきたいです。
| 9:00 | 工場内清掃から一日がスタート 場内巡回(工場内異常の有無・生産状況の確認、生産担当者との現場打合せ) |
|---|---|
| 10:30 | デスクに戻りメール受信確認と返信 お客様からのオーダー状況の確認(生産管理システムを利用) 生産計画について生産管理担当者との打合せ |
| 12:00 | ランチ |
| 13:00 | 設備更新の業者さんとの来社打合せ |
| 15:00 | 出荷担当者との翌日の出荷について打合せ 生産担当者との打合せ(工場は24時間生産のため夜勤担当者との打ち合わせ) |
| 16:00 | 再度場内巡回 |
| 17:30 | 業務終了 |
趣味は写真撮影と日本酒です。
勤務地の周辺には、少し車を走らせるだけで自然豊かな場所がたくさんあります。休日には、野鳥や滝、山などの風景を撮影したり、動物園で動物たちの表情を撮ったりして、四季折々の自然を楽しんでいます。
また、東北といえば美味しい日本酒が豊富な地域。地元の料理とともに飲み比べをするのが楽しみのひとつです。自然と文化に触れながら、充実したオフの時間を過ごしています。