昭和化学工業の求人ページ

私の就職活動は、「地方での生活」と「モノづくりへの挑戦」という2つの条件を軸に企業を探すことから始まりました。全国に複数の拠点を持ち、転勤を通じて多様な土地で経験を積める会社は、意外と少なく、その中で昭和化学工業は、安定した事業と規模、採用でお会いした方々の雰囲気から、入社を決めました。

また、借り上げ社宅など、地方での新生活をサポートしてくれる手厚い制度が充実していたことも、大きな決め手となりました。実際に、秋田や大分での地方生活は想像以上に充実していましたね。休日は車で景勝地を巡り、趣味の写真撮影に没頭したり、その土地ならではの美味しい食事を堪能したりと、仕事もプライベートも満喫しました。

入社以来、一貫してエンジニアとしての成長を追求してきました。工場では常に新しい技術課題に直面しますが、難しそうな課題でも「成長のチャンス」と捉え、進んで取り組むことを大切にしています。そうした経験が別の場面で役立っています。例えば、電気系の知識はほとんどありませんでしたが、実務を通じて学び、今では専門業者との打ち合わせも技術的な内容を深く理解した上で主導できるようになりました。

また、会社の重要課題である「CO2排出量低減」や「省エネルギー化」にも深く関わっています。電力契約の見直し一つで数百万円単位のコスト削減に繋がることもあり、日頃から多方面にアンテナを張り、新しい情報や技術に興味を持つことを心がけています。

更には業務システムの構築PJにも参加しています。販売システムや製造出荷管理システムなど、社内業務の効率化のため設計・導入する経験は、技術の進歩を肌で感じる貴重な機会です。ここ数年は生成AIを活用することで、外部業者に依頼していた複雑なコーディング作業も自分たちで完結できるようになり、その可能性を更に利用したいと思っています。

これからも、新しい技術を積極的に取り入れながら、業務改善に貢献していくことを私のエンジニアとしての使命だと考えています。

特に印象に残っているのは、海外案件に携わった経験です。当社で培った経験を活かし、海外のパートナー企業との間で、原料や設備の調達交渉を行いました。国が異なれば、製品の規格、ビジネスの慣習、運用方法など、あらゆる面で違いがあります。
当社の仕様に合わせて、それらの壁を乗り越えながら交渉を進めることは、非常に難しくもありましたが、だからこそ大きな達成感と、成長に繋がったと感じています。異文化の中で、多様な価値観に触れながらプロジェクトを推進していく経験は、エンジニアとしての視野を大きく広げてくれました。

昭和化学工業の最大の魅力は、「個人の裁量が非常に大きい」ことだと感じています。
入社以来、私が「やりたい」と提案して、実際にやらせてもらえなかった業務は一つもありません。
経験したどの部署でも、「挑戦を応援する文化」は共通しています。

例えば、新入社員だった頃、工場の監視カメラ設置を提案したことがありました。すると、すぐにその企画から設置まで一連の業務を任せてもらえました。さらに大規模な例では、製造出荷管理システムをゼロから設計し、導入・運用まで担当しています。

大学時代の同期と話す機会があっても、若手のうちからそのように任させてもらえる例は少ないですね。社員一人ひとりのアイデアや意欲を尊重し、具体的な形にするチャンスを与えてくれるのが、昭和化学工業の魅力的な社風といえます。

これまで様々な役割を経験してきましたが、やはり私の軸は「エンジニアとして活躍し続けること」です。
昭和化学工業のフィールドは、国内だけでなく、海外へと大きく広がっています。この広大な舞台で、自身の技術と経験を活かし、会社の成長に貢献していきたいと考えています。

また、企業を取り巻く法規制への対応や、社員のスキルアップを促す社内教育の充実など、エンジニアリングの側面から組織全体の強化にも貢献していくことが、今後の目標です。

休日は、写真撮影と旅行、そしてゴルフを楽しんでいます。
先日も3連休に有給休暇を組み合わせて北海道へ。雄大な自然の中でシャッターを切ったり、定番から穴場グルメに舌鼓を打ったりと、仕事から離れてリフレッシュする時間は私にとってとても大切です。趣味を通じて得られる新たな発見や感動が、日々の活力です。