1933年から続く濾過助剤、珪藻土、パーライトのパイオニアとして
資源採掘から開発製造研究を行っています【東証スタンダード市場上場4990】

社長ご挨拶

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社長ご挨拶

代表取締役社長 石橋健藏

株主及び投資家の皆様へ

平素より弊社に対しまして格別のご支援を賜り、誠にありがとうございます。
当社グループは、天然資源の珪藻土・パーライトを原料に、液体に含まれる固形物を取り除くろ過助剤や建材、充填材等を開発・製造販売するともに、プール用化成品事業等関連事業を展開しております。

2023年3月期の当社グループの業績は、資源価格高騰や円安の進行による輸入コストの上昇が歴史的な物価高となり景気に影響を及ぼす等今後の予測が難しい状況で推移する中、国内市場での販売価格改定、海外市場での積極的な営業を展開する等、売上目標達成と利益確保に尽力しました。その結果、売上高は92億25百万円(前期比18.6%増)となりました。
利益面では、燃料費をはじめ製造原価の増加が深刻な水準であったものの、各種経費削減効果及び為替差益の影響等により経常利益は8億35百万円(同74.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は6億16百万円(同78.7%増)となりました。

2024年3月期は、社会経済活動の正常化により緩やかな回復が続く一方で、物価高や海外経済の減速が景気の下押し圧力となる等、予断を許さない状況が続くと予想されますが、グループ一丸となって収益力向上に努めてまいります。

利益配分につきましては、安定配当並びに長期視点による設備投資及び研究開発の実践のため、内部留保の確保を基本方針としておりますが、2023年3月31日を基準日とする配当につきましては、当該方針に基づき1株につき5円の配当を実施するほか、2023年11月をもちまして創立90周年を迎えることから、当期の業績を鑑みると共に株主の皆様の日頃のご支援に感謝の意を表し、1株につき4円の記念配当の実施を決定いたしました。株主及び投資家の皆様におかれましては、今後とも一層のご支援、ご指導を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

代表取締役社長 石橋健藏