1933年から続く濾過助剤、珪藻土、パーライトのパイオニアとして
資源採掘から開発製造研究を行っています【東証スタンダード市場上場4990】

ソリューション

長年培ったノウハウをもとに、珪藻土・パーライトの素材の特性を活かし、更なる多岐な分野でお使い頂けるよう用途開発を行っております。
また、お客様からのご要望にお応えすることで、多種の商材のラインナップがございます。当ページにおいて代表的な取扱い商品を紹介いたします。

粒状珪藻土担体

珪藻土製品の多孔質構造、無機質、吸着性などの特性を活かし、他の物質を固定するための「担体」の提供を行っています。お客様の特別な用途など必要な条件に適合した商品の開発も行っております。

■RC417(粒状珪藻土）

微生物、薬液などに対する各種担体としてお使いいただけます。

• 多孔質：ケイソウ殻特有の細孔と殻相互の間隙により、空隙率が大きい
• 高吸液性：多孔質であるため吸液量が多い
• 流動性　：形状が丸く流動性が非常に高い
• 高付着性：微視的な粗面を持つので、微生物等の付着性が良好
• 耐薬品性：無機質（シリカ）のため化学的に安定
• 耐熱性　：１０００℃までの熱負荷に耐えられる

■物性データ（参考値)
　粒度：約1mm　／　嵩密度：0.50g/ml以下　／　給水量：70ml/100g以上

■KF-N(粒状乾燥珪藻土）

■物性データ（参考値)
　粒度：1～2mm　／　嵩密度：0.60g/ml以下　／　ph：4～6　／　水分：25%以下

■包装形態／20kgポリ袋または500kgフレコンバッグ

天然環境制御資材「バグフィクサー」

鶏を吸血する寄生虫としてワクモがトリサシダニとともに養鶏産業界に多大な被害を与えています。（ワクモの吸血は鶏の貧血・死亡、免疫低下による多疾病の発症などを引き起こします。）ワクモは環境変化に強いため、近年は日本全国に生息地域を拡大しています。

ワクモの対策として珪藻土製品を使用すると、硬い粒子の殻が物理的作用でワクモの体節、関節を傷つけ、多孔質素材ゆえの吸液量が多い特徴によりワクモ体内の水分を奪い、脱水状態にします。 珪藻土製品は天然鉱物由来であり安心してお使い頂けます。当社は専用の噴霧器を含め提供しております。

吸着剤、脱色剤、脱臭剤（活性炭など）

当社が製造販売する濾過助剤は、各種産業において、固体を分離・除去する濾過工程にて使用頂いており、同時または前後の工程において行われるのが、吸着、脱色、脱臭です。

脱色、脱臭は吸着分離技術を応用して実現可能であり、当説明は吸着として記載します。吸着分離は、広く一般的に使用されているのは活性炭です。当社は複数の活性炭ブランドの商品を取り扱っております。

吸着は、活性炭の表面上に存在する細孔による引力により、吸着される物質を引き付け保持することで実現される現象です。分子の接近によって分子間に力が働き一種の結合状態になるファンデルワールス力や、毛細現象などと説明されます。

お客様の工程においては、除去対象物のサイズに応じた活性炭の品種を選択、また、物理吸着が不適当な場合は、化学吸着力を備えたグレードを選択する必要があります。
お客様の用途に応じて提案させて頂きますので、お気軽に問合せ下さい。

■一般的な活性炭の物性

植物の育成補助材

珪藻土の主成分である高純度のシリカは、人工ゼオライトなどシリカ反応を利用した製品のシリカ源として、また植物に対するシリカ補給源などとして、直接圃場の土壌に混合して頂くなどすることで、植物の育成補助材としてお使い頂けます。